マイコプラズマの知識をつけて適切な対処をしましょう。

子育て マイコプラズマ1 子育てのしつけについて
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子育て マイコプラズマ1マイコプラズマ肺炎は、2011年の夏ごろから流行し始めて現在もまだ終息していない状況です。
2012年は、過去10年間で最多の患者数が報告されており予防対策の必要な病気の1つと言えるでしょう。

今回は、マイコプラズマ肺炎やマイコプラズマ気管支炎を含むマイコプラズマについて、症状や治療法についてお伝えいたします。

 

 

マイコプラズマとは

マイコプラズマとは、微生物の一種で、ウイルスと細菌の中間に位置するものと言われています。
このマイコプラズマ菌に感染することによってかかる病気は、肺炎、気管支炎、咽頭炎などです。
マイコプラズマ肺炎は飛沫感染により、閉鎖的な環境の保育園、幼稚園、学校や家庭などで集団的に流行ます。
その他、マイコプラズマ気管支炎やマイコプラズマ感染症も1~2m程の距離で人から人へうつるので注意が必要です。

そして、マイコプラズマの感染力は、それほど強いものではありませんが一度、免疫ができても長続きしないため再度感染することがあることを憶えておきましょう。
ちなみに家族にマイコプラズマ感染者がでると大人は40%、子どもは70~80%の確率で感染するようです。
そして、子どもは、3歳~12歳くらいまでが好発年齢と言われています。

 

 

マイコプラズマ肺炎の症状について

マイコプラズマ肺炎の症状は、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、37から39度以上まで熱が上がることがある、乾湿両方の咳、喘息持ちだと喘息の悪化、呼吸困難などが挙げられます。

また、乳幼児が感染すると風邪程度の軽い症状ですみますが小学生から大人にかけては肺炎となるケースが多いです。

さらに、妊婦に感染した場合は、マイコプラズマ自体は胎児に感染する心配はないようです。 咳も、生理現象なので胎児には直接的な影響というのは無いそうですが、咳をして腹筋に力が入り子宮を締め付けるということはあると思いますので注意が必要でしょう。

マイコプラズマの潜伏期間は、1~3週間で長い場合で4週間になるそうです。

また、マイコプラズマ肺炎であるかどうかの検査には血液検査が主に使われます。
体内のマイコプラズマ抗体の数値が高ければ感染の可能性が高くなるのです。

 

 

マイコプラズマ肺炎の治療について

マイコプラズマ肺炎の治療には、抗生物質による薬治療があります。
主な抗生物質は、エリスロシン・クラリシッド・クラリス・ジスロマック・リカマイシン・ミオカマイシン・ジョサマイシンなどのマクロライド系抗生剤やミノマイシンなどのテトラサイクリン系抗生剤、そしてニューキノロン系抗生剤です。

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