スギ花粉が飛来する時期となってきました。
花粉症をお持ちの方は、不愉快な思いをされる時期です。
近年、子どもの花粉症は増加傾向にあり現在では、子どもの花粉症の発症率は大人とほぼ変わらないそうです。
それでは、子どもの花粉症とはどのような症状なのでしょう？
今回は、子どもの花粉症の基礎知識から子どもの花粉症に関しての子育て悩み解決方法についてご紹介いたします。
子どもの花粉症の基礎知識
子どもの花粉症は、大人の花粉症の症状とは異なった特異的な症状があります。
それは、大人の花粉症と比べてくしゃみが少なく、鼻づまりが多いということです。
しかも、鼻づまりは大人が水のような鼻水であるのに対して子どもは粘液状の鼻水が溜まります。
そのため、子どもの花粉症は、副鼻腔炎や中耳炎の合併症も起こしやすいようです。
その他に、子どもは鼻に違和感があるので頻繁に鼻を擦ったり、鼻に指を入れるため鼻血を出します。
子どもの花粉症に鼻づまりが多い理由として、子どもは大人より鼻腔が狭いため鼻づまりが起こりやすいことが挙げられるようです。
また、目に関する症状は、大人同様、子どもの花粉症にも見られ、目のかゆみや目の充血に悩まされます。
その上、子どもは度々、目の下を擦るためむくんだり、目の下に色素沈着を起こしたりするのです。
子どもの花粉症に関しての子育て悩み解決方法
９２、子どもに花粉を吸わせないようにする。
花粉が飛来する時期は、花粉が飛来する午前１０：００～午後４時頃だけでも外出を避けたり、外出をする時でも子どもにマスクをさせるのが望ましいですが、どちらも子どもに長時間持続させることは難しいので帰宅時、家に入る前に子どもの服に付いた花粉を払ってあげたり、帰宅後すぐに子どもをお風呂に入らせて体に付いた花粉を洗い流してあげて子どもの花粉症の悩みを解決しましょう。
９３、かかりつけの医者に診断してもらいましょう。
子どもの花粉症の治療薬には、点眼薬、点鼻薬、のみ薬等がありますが中には、副作用がきついものもあるようです。
かかりつけの医者に診断してもらい、適切な治療薬を処方してもらい、子どもの花粉症の悩みを解決してください。
９４、子どもの身の回りを花粉症対策でかためる。
子どもの洋服の素材は、花粉の付きにくい「コットン素材」の洋服を着させるのも良いでしょう。
また、市販の花粉症対策グッズには、鼻の周辺に塗るだけで花粉を寄せ付けないグッズもあるので、そちらも活用して子どもの花粉症対策をしてみたらいかがでしょうか？
子どもの花粉症に関する参考サイト
・子供の花粉症（それって、本当に花粉症？）
https://www.ueno-kids-clinic.com/colum06.html
