鯉のぼりを揚げる風習は、何がきっかけで始まり、またいつごろから始まったのでしょうか?
今回は、鯉のぼりの由来について、お話したいと思います。
また、鯉のぼりで子供と一緒に楽しく作れるものについて、鯉のぼりで売れ筋のブランドについて、鯉のぼりの揚げる数が多い地域についてご紹介いたします。
鯉のぼりの由来について
鯉のぼりの由来について、お伝えします。
鯉のぼりがいつごろ生まれたかというと、江戸時代からだそうです。
江戸時代に、中国の「鯉が竜門の滝を登りきると竜になる」という伝説からきている風習になります。
そして、鯉のぼりを揚げるしきたりは、江戸時代に武士が吹き流しやのぼりを玄関に立てていたのを町民が見て、縁起のいい鯉に変えて揚げだしたのが始まりのようです。
ちなみに鯉のぼりは英語で”a carp streamer”といいます。
鯉のぼりで子供と一緒に楽しく作れるものについて
鯉のぼりで子供と一緒に楽しく作れるものについてご紹介します。
さて、鯉のぼりには、庭先やベランダに揚げるものだけではなく、室内に飾れるミニ鯉のぼりもあります。
ミニ鯉のぼりは、紙と割り箸を使った子供と一緒に楽しく作れる簡単な鯉のぼりです。
こいのぼりの型紙は、インターネット上のサイトから、ダウンロードできるので印刷してパーツを切り抜きましょう。
鯉や吹き流し、矢車には、のり代がついているので、それに合わせて、のりで付けます。
鯉や吹き流し、矢車が出来上がったら割り箸の竿に付けましょう。
このように、とても作り方が簡単で子供に喜ばれるものになっています。
その他に、羊毛フェルトでつくるこいのぼりも子供に人気があるようです。
鯉のぼりで売れ筋のブランドについて
鯉のぼりで売れ筋のブランドについての情報です。
マダムモーは、フランス生まれのこいのぼりで、女性2人のユニットから生まれた雑貨ブランドでとても売れ行きがいいです。
また、鯉のぼり屋、新田玩具人形㈱は1923年創業の鯉のぼり専門店で、 取り扱いしている全ての商品は「株式会社 徳永鯉のぼり」の商品になります。
そして、トイザらスや久月の鯉のぼりは、室内用やベランダ用などコンパクトな鯉のぼりを中心に取り扱っているようです。
赤ちゃん本舗の鯉のぼりは、取り付け金具は、別売りなので取り付け環境に合わせて取り付け金具を購入することができます。
鯉のぼりの揚げる数が多い地域について
鯉のぼりの揚げる数が多い地域についてのご紹介です。
群馬県の館林市は、毎年、世界一こいのぼりの里まつりが開催され、市内の4か所で合計5,000匹以上の鯉のぼりが揚げられます。
また、熊本県の杖立温泉には、3500匹の鯉のぼりが川の上を泳ぐそうです。
さらに、全国各地で見られる「鯉のぼり祭り」の発祥は、この地になります。