腸内フローラ痩せる菌とは?腸内フローラの痩せる菌でダイエット

腸内フローラ
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腸内フローラの痩せる菌でダイエットはできるのでしょうか?
腸内フローラの痩せる菌について解説してまいりましょう。詳しく腸内フローラの痩せる菌のポイントを抑えてみました。

こちらは読まれましたか?⇒腸内フローラと食物繊維、腸内フローラには食物繊維をとりたい

腸内フローラの痩せる菌について

内フローラの痩せる菌について詳しく紹介しますが、人間には太りやすい体質の人・太りにくい体質の人がいます。
少し食べただけで太る人、いくら食べても太らない人の違いは何なのでしょうか?

理由の1つとして、私たちの腸の中に存在する「腸内細菌」によるものがあります。
肥満の原因というと食習慣の乱れや運動不足だけだと思われてきましたが、最近では体の腸内細菌の状態によって太りやすくなったり、痩せやすくなることが分かりました。
「痩せ菌」や「デブ菌」もいるということが、最新の研究でわかってきたのです。
痩せ菌としては、「ビフィズス菌」や「バクテロイデーテス」が知られています。

ビフィズス菌とバクテロイデスは、誰にでも存在している腸内細菌で、その数には個人差があり、元々多い人もいれば少ないという人もいるのです。

理想的な腸内フローラの腸内細菌のバランスは善玉菌2割・悪玉菌1割・日和見菌7割ですが、このバランスが崩れると太りやすくなります。

痩せ体質の人の体の腸内細菌は、善玉菌の割合が多いといわれています。
つまり、体内の善玉菌を増やすことで痩せ体質になれるのです。
腸内の善玉菌が増えると腸の働きが良くなり、消化・吸収がスムーズに行われるようになり、余分な栄養の吸収もなくなって代謝も上がるので、体に脂肪がたまりにくくなって痩せやすくなるのです。

今様々なテレビや雑誌でも「やせる腸内フローラ作り」が特集されていますね。

実際、実験では太った人の腸内細菌を無菌のマウスに移植した際に、そのマウスはどんどん脂肪が蓄積してしまい、肥満になってしまったのです。

別のマウス実験では、バクテロイデーテスをマウスに移植したところ、マウスの体重と体脂肪が下がったことがわかっています。

太らない体を作るためには、その逆のやせる腸内フローラを作りをすればいいのです。

腸内フローラの痩せる菌作り

腸内フローラの痩せる菌を育て、ダイエット効果を得るために大切なのは日々の食事を正しく見直すことで、食事次第で健康的に痩せる腸内フローラを作ることができます。
理想としては、善玉菌を悪玉菌よりも優位に保つことです。

悪玉菌を減らし善玉菌を助けてくれる働きをする菌が、発酵食品などに含まれる乳酸菌・ビフィズス菌です。

そして痩せる菌を育てるためには乳酸菌・食物繊維・オリゴ糖を摂取しましょう。
特にポイントとなるのが食物繊維です。

腸内フローラの痩せる菌を育てるのに有効な食物繊維は、水溶性食物繊維です。

水溶性食物繊維は、水に溶けやすい性質を持っている食物繊維のことで、腸内フローラのエサになるのは「水溶性食物繊維」です。

水溶性食物繊維は水に溶けると発酵し、それを食べた腸内細菌は短鎖脂肪酸をつくり、腸の壁を刺激して痩せられる腸内フローラをつくります。
不溶性食物繊維は水分を吸収してふくらみ、腸を刺激して便通改善を促すという特徴があります。

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の摂取する理想のバランス2:1だといわれています。
どちらも大切ですが、腸内フローラを育てて痩せる体質をつくるには、水溶性食物繊維の量を増やしていきましょう。

食物繊維には、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維があり、不溶性食物繊維は、玄米、野菜に多く含まれていて、水溶性食物繊維は、海藻、果物に多く含まれています。

次にオリゴ糖ですが、オリゴ糖の特徴は、砂糖などに比べて低カロリーであり、小腸でほとんど吸収されないため血糖値をあげないのでダイエットに最適な食品です。

オリゴ糖は腸内フローラの善玉菌のエサ(特にビフィズス菌)になり、ビフィズス菌も他の善玉菌と同じように、短鎖脂肪酸をつくり腸の壁を刺激して便通が改善されます。
便通が改善されると、悪玉菌が作り出した腐敗物質をスムーズに排出できるのです。

最後に乳酸菌ですが、乳酸菌といえばヨーグルトですが、ヨーグルトの乳酸菌は動物性乳酸菌で、多くの日本人はヨーグルトの菌は体質に合わないと言われているそうです。

自分のお腹に合うヨーグルトを見つけている人は、それを長く続けていくことが大切ですが、なかなか見つけられないヒトは植物性乳酸菌を摂りいれましょう。

動物性乳酸菌が腸の中で住み続けるためには、腸内の糖質や栄養状態、もともと腸にいる腸内細菌と共存できるかできないかで決まってくるのです。共存できない場合、増殖しないので死んでしまう可能性があります。

反対に植物性乳酸菌は、腸内の栄養状態が悪くても生息でき、さまざまな腸内細菌と共存できる特性がありますので、食べれば食べるほど腸内は善玉菌でいっぱいになるのです。

腸内環境を整えるには、植物性乳酸菌を摂ることが大切なのだそうです。

腸内粘膜を守るのは、ネバネバ食品に多い「ムチン」という成分です。
山芋、オクラ、納豆、なめこ、レンコン、アシタバなどがあります。
これらの食品はビタミン・ミネラルも豊富で、たんぱく質の食材を加えればダイエットになります。

腸内フローラを改善して、痩せる菌を増やし食べても太らない体質を作りましょう。

腸内フローラの痩せる菌を増やす食事

内フローラを育て、痩せる菌を増やすための食事には、和食中心の食事をとることがおすすめです。

理由としては、味噌汁やぬか漬け、納豆などの発酵食品が多いことや豆腐など豆を使った植物性タンパク質が豊富であること、生の魚介類が摂れること、ワカメやひじきなど食物繊維を含んだ海藻類が多いこと、和え物やおひたしのように多くの調理法で野菜が摂取できることなどがあげられます。

和食の方が「発酵食品・植物性のタンパク質、食物繊維(野菜・海藻類)・生モノ」を摂取しやすいのです。
もちろん洋食でもアレンジを加えて作ることは可能ですし、洋食や中華が大好きな方もいます。

大好きなものを我慢するとストレスがたまります。ストレスも腸内フローラには大きく影響しますので、好きなものを食べることも大切なことです。

だからといって好きなものばかり食べていると栄養が偏り、腸内環境も乱れます。

重要なことは、和食を中心にして好きなものも取り入れ、日々の献立をバランスの良いものにしていくことが大切だということです。

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この記事を書いたライター
サプリメントプランナー Hitomi Ooishi

3年前に原因不明の体調不良に陥り、約半年ほぼ寝たきりのような生活を送ったことがきっかけで、生活習慣、特に食事を徹底的に改善する。
その際、国内外の医学博士が執筆した健康関連(最新医学から東洋医学、アーユルヴェーダなど)の書籍を1000冊以上読み、実生活で実践する。

数々の書籍を読み、腸内の良し悪しが健康に大きく関わっていることを知り、腸活を実践。
長年悩まされていた便秘、大人ニキビはほぼ完ぺきに改善。それ以来、年に一度は風邪を引いていたが今ではまったく引かなくなった。

現在でも、月に最低20冊ほどの健康関連書籍を読み、知識と自分の体をより良い状態に高めている。
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