子どもの予防接種は、3歳ごろまでにたくさんの種類の予防接種を受けなければならなくて大変ですよね。
しかも、いつごろ受けて、回数は何回受ければいいのかなどおぼえにくいものです。
また、定期予防接種は、無料で受けられますが、任意の予防接種となると費用が発生します。
しかし、現在は、任意の予防接種でも費用の全額または一部を助成してもらえるようです。
今回は、そういった疑問に答えられる情報をご準備しました。
そして、子どもの予防接種に関する子育て悩み解決方法についてもお伝えいたします。
予防接種に関しての基礎知識
予防接種に関しての基礎知識をご説明します。
予防接種とは、様々な感染病の原因となる細菌やウイルスの病原性を弱めたり失わせたものをワクチンといい、そのワクチンを体内に注射して体内で免疫を作らせることです。
また、予防接種には、2種類あり、予防接種法に定められる百日咳、ジフテリア、破傷風、ポリオ、麻疹(はしか)、風疹(三日はしか)、日本脳炎、BCGの8種類を「定期予防接種」といい公費により無料で受けられます。
(但し、自治体によっては一部負担のところがあるようです。)
一方、インフルエンザや水ぼうそう、おたふく風邪などは「任意予防接種」に入り接種費用が発生します。
子どもの予防接種の種類と接種時期について
子どもの予防接種の種類と初回の接種時期についてご紹介します。
●BCG
生後6か月までに。
●(ジフテリア、百日せき、破傷風、不活性ポリオ)4種混合第1期
生後3か月から90か月に達するまでの間に20日~56日までの間隔を空けて3回接種。
●(ジフテリア、百日せき、破傷風)3種混合第1期
生後3か月から90か月に達するまでの間に20日~56日までの間隔を空けて3回接種。
●ポリオ
生後3か月から90か月に達するまでの間に20日以上の間隔を空けて3回接種。
●(ジフテリア、破傷風)DT第2期
11歳以上13歳未満(13歳の誕生日の前々日)までに。
●MR、麻しん、風しん第1期
12か月~24か月までに。
●MR、麻しん、風しん第2期
小学校就学前の1年間
●MR、麻しん、風しん第3期
中学1年生相当の年齢
●MR、麻しん、風しん第4期
高校3年生相当の年齢
●日本脳炎第1期
生後6か月~90か月に達するまでに。
●日本脳炎第2期
9歳~13歳未満(13歳の誕生日の前々日)までに。
子どもの予防接種に関する子育て悩み解決方法
97、助成金制度を利用して子どもに任意予防接種を受けさせましょう。
子どもに任意の予防接種を受けさせる際は、自治体の助成金制度を利用して子育て費用の軽減を図ると良いです。
その場合、各々の任意予防接種に定められる対象者に該当することと指定の医療機関で受けることに注意する必要があります。
98、予防接種のスケジュールをインターネットで把握する。
インターネット上には、子どもの生年月日を入力すれば予防接種の時期を計算するサイトがあります。
予防接種の予定を立てたり、また、接種もれの対策に活用してみてはいかがでしょうか?
子どもの予防接種に関する参考サイト
・日本の定期/任意予防接種スケジュール(20歳未満)
https://idsc.nih.go.jp/vaccine/dschedule/2012/ImmJP12.gif