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残高証明とは？
残高証明とは、その名の通り、
預金やローンの残高がいくらあるかを証明する書類で、
金融機関が発行する証明書のことを言います。
英文と日本語の二通りあり、海外留学や渡航の際のVISA取得時や
相続の書類作成時などもに必要になります。
郵便局や銀行などの金融機関で発行できますが、
それぞれ費用や取り方などに差があります。
残高証明についての総論
残高証明は、あなたやご家族が、今現在預金やローンの残高がどの程度あるのか、
金融機関にある負債や財産を把握するための手段の一つです。
銀行や郵便局などの金融機関では、残高証明書の取得といえばわかるでしょう。
ご家族の方がなくなられた際の遺産相続に必要な場合や、
海外渡航の際のVISA取得で必要になる場合もあります。
もし最短ですぐに入手したいなら、最速は郵便局で、即日発行が可能です。
郵送にすると時間がかかるので、店頭に行ったほうが早いです。
みずほ銀行の残高証明書がはどうすれば発行できますか？
日本のメガバンクである、みずほ銀行では、
どうすれば残高証明書を入手できるでしょうか？
みずほ銀行で入手する場合は、お持ちの口座のみずほ銀行か、
最寄のみずほ銀行の店頭で発行することができます。
注意点としては、お取引のある（口座のある）みずほ銀行以外の店頭では、
発行手続きは可能ですが、時間がかかることがあります。
これは、他店では「取次ぎ」という扱いになるので、お取引店舗に問い合わせるため
日数を要することがあるからです。
最短で残高証明書を欲しい場合は、可能な限りお取引のある店頭で、
発行手続きを依頼した方がスムーズにスピーディに済みます。
みずほ銀行では、残高証明書は日本語でも英文でもどちらも可能です。
また、住宅ローンの残高証明書を紛失した場合でも、再発行が出来ます。
みずほ銀行で残高証明書を発行する場合、
発行日を証明日とする当日発行はできません。
みずほ銀行での残高証明書を発行するための必要書類などは
「通帳」、「お取引口座の印鑑」、「顔写真貼り付けのある本人確認書類」です。
発行手数料は、756円になります。
セブン銀行の残高証明書はどうすれば発行できますか？
セブン銀行は、ATMは良くコンビにでも見かけますが
残高証明書をセブン銀行で発行する場合は、
どこで申込み、受け取れるのでしょうか？
コンビニで受け取りができれば楽チンですよね。
残念ながら、コンビにでは発行も受け取りもできません。
セブン銀行での残高証明の受け取りは、郵送のみです。
ですから当日の発行はできません。
また時間は結構かかり、約一週間ほどで郵送されます。
（自宅への郵送のみ）
セブン銀行の残高証明書は、テレホンセンターで受付しています。
テレホンセンターの受付時間内（8時～21時）に
お電話にて依頼してください、
残高証明書には2通り種類があり、発行手数料も変ります。
定期発行の場合は324円、個別発行の場合は540円です。
相続に必要な残高証明書はどうすればもらえますか？
残高証明書は、相続の際にも大きな役割を果たします。
遺産相続の際の、遺産分割や、相続したら発生する相続税の
申告の際にも必要になる、重要な書類となりますので、
スピーディに発行できるように
予め発行の流れなどを知っておくとよいと思います。
故人の遺産など相続に関する場合に、
故人の口座の残高がいくらあるかを証明する書類が
残高証明です。
もちろん、遺産の中には、借金（借入金・負債）なども含まれます。
この負債も相続するのか放棄するのかは、どちらが多いか、
にもよるかと思いますが、そのどちらもすべて明確にするためにも
残高証明書を手に入れる必要があります。
遺産相続の場合は、まず相続する遺産がどのくらいあるのか、
ローンや借入金などがどのくらいあるのか、残高を確認した上で
遺族で分配または放棄などするわけですが、
その後の相続税を申告する際に添付する書類としても
必要になります。
故人がお元気なうちに、身内で把握していれば別ですが、
多くはなくなられてから、お手元の通帳や郵便物などから
取引のある金融機関やローン会社などを確認することになるでしょう。
ネット銀行や、カードローンでもカードレスの場合もありますので、
負債を把握することは簡単ではありませんよね。
ゆうちょ銀行の場合は、ゆうちょに口座があるかどうか、
現存調査が可能なので便利です。
（もちろん戸籍謄本などの証明書類は必要になります）
故人の残した郵便物や遺品などから、こういった書類を捜して
金融機関などがわかったら、残高証明の発行依頼をします。
通常の残高証明の取得なら、基本的に名義人本人が
銀行などで手続きを行いますが、
故人の場合は、名義人は亡くなられているため、この限りではありません。
残高証明書の発行を依頼できるのは、相続人と、相続財産の管理人、
遺言があった場合は遺言執行者のどなたかが、申請することになります。
残高証明書は、銀行ごとに手続き方法も多少差がありますが、
どこの銀行でも、取引のある銀行で申請した方が早いです。
申請はどこでもできますが、別な支店などでは、発行に時間がかかります。
相続のための残高証明を発行する場合の注意点は、
口座の名義人が亡くなられた日時点の残高証明書を依頼申請することです。
残高証明書を発行するためには、色々な書類が必要です。
故人との関係を確認できるような戸籍謄本や
身分証明書といった書類や、印鑑証明や実印などもそうですし、
故人である被相続人の通帳やキャッシュカード等などです。
私の祖母がなくなった折も、信用金庫や農協、郵便局、銀行と、
通帳は手元にあっても印鑑はわからなかったり、すべて把握できなかったり
意外とそろわなかったので、大騒ぎでした。
残高証明書を発行する場合、気をつけることは、
口座が凍結されてしまうことです。
自動引き落としなども一切出来なくなりますので、
事前に変更しておくことが必要です。
