生命保険を比較する前に、まずは生命保険の必要性について考えてみましょう。
いつどこで何が起こるか分からないのが人生。
10代の頃には生命保険なんて考えもしなかったけれど、年を重ね、結婚をし、子どもが生まれ、親となるにつれて生命保険を考える人、とても多いです。
また、自分が病気になったり、親が入院をしたり、友達が事故にあって、改めて生命保険を調べてみたという方も、たくさんいらっしゃいます。
でもいざ生命保険を考えようにも、何をしたらいいか分からない。
「どこの会社の商品も良いように見える」
「どの生命保険も同じことを言ってるように聞こえてしまう」
「どんなところが違っていて、自分と家族にはどんな保障が必要なんだろう」
「生命保険を比較できないかな」
「ランキングとかどこかでやってないだろうか」
「誰かアドバイザーのような人を紹介して欲しい」
本当にたくさんの方が悩んでいらっしゃいます。
そこで今回は、生命保険を比較するサイトや、生保や医療保険をランキングしているサイト、生命保険のプランニングや見直しのアドバイザーを紹介しているサイトなどを披露しちゃいましょう。
生命保険を比較するサイトって?
生命保険を比較する必要がある理由は、生命保険はとてもたくさんの商品が出ているからです。
日本企業だけでも、生命保険会社はたくさんあります。
他にもアヒルでおなじみのあの会社など、外資系の保険会社も溢れるほどです。
この1社1社の生命保険を調べたり、ホームページをまわって資料を請求していくのはとても大変。
そこで出てくるのが生命保険の比較サイトです。
生命保険を始め、医療保険や自動車保険などたくさんの保険を取り扱い、比較をしたり人気のランキングをしちゃっている便利なサイトが数多くあります。
代表的なものでは「生命保険見直し本舗」や「生命保険ドットコム」などでしょうか。
それに「保険診療所」のようなところもあります。
ここでは、人気商品のランキングも公表しているおすすめサイト、「生命保険見直し本舗」を取り上げて、実際に見ていくこととしましょう。
生命保険の比較サイトで何をしよう?
さて、生命保険の比較サイトに行って、皆さまどんなことを思われるでしょう。
人によってはこういう方もいらっしゃいます。
「え、何をしよう?」
どんなに便利なサイトでも、使い方が分からないと、逆に情報が氾濫しているように感じてしまうもの。
そこでまずは、抑えておくポイントからご紹介していきましょう。
「生命保険見直し本舗」に限らず、生命保険を比較するサイトでは、実際に直営店も運営しているところが数多くあります。
生命保険というのは一生ものの商品ですから、やはり資料だけでなく、実際に人とお話しして決めたいという方が大勢いらっしゃるのです。
そしてそういったサイトや店舗では、一つの保険会社の商品だけでなく、多くの保険会社の商品を取り扱っているところもあります。
今回の「生命保険見直し本舗」の場合、全部で何と54社。
「そんなに保険会社ってあったの?」
と、驚かれる方もいるかもしれません。
その上で、生命保険を始め全ての特長を知ることなど、プロでなければとても出来ないことです。
というわけで、こうしたところにはプロの生命保険アドバイザーがいらっしゃいます。
これをファイナンシャルプランナーとも言います。
「生命保険が全く分からない」という方から、「今の保険を見直したい」「女性に必要なのは?」というご相談まで、多くの商品を知るアドバイザーが親身になってお話を聞いてくれます。
これらのサイトや店舗では、電話やメールを使って生命保険の相談申込みを受け付けるところが多いようです。
「月々の予算はいくらぐらいを考えているか」
「家族構成はどうなっているか」
「特にどんな保障が欲しいか」
具体的な要望をちょっとだけでもまとめておくと、相談もよりスムーズに行くことでしょう。
気になる生命保険会社のランキング
「生命保険見直し本舗」では、生命保険の相談受付だけでなく、人気保険のランキングも行っています。
50社以上ある保険会社の中から、みんなはどんな商品を選んでいるのか。
気になるところをちょこっと見ていきましょう。
これは2011年2月現在に公開されている生命保険資料請求ランキングとなります。
1位 WAYS(アフラック)
2位 Fine Save[ファインセーブ](オリックス生命)
3位 MS終身(三井住友海上きらめき生命)
4位 カチッと定期(ネクスティア生命)
皆さまご存じの生命保険はありましたか?
この他に、医療保険や学資保険のランキングも公表されていますよ。
さて、今回はランキングもある「生命保険見直し本舗」を取り上げましたが、生命保険の新規や見直しの相談は、東京、大阪だけでなく、仙台、埼玉、広島、福岡などもちろん全国各地で行われています。
地元で身近にあって、信頼できるお店を探してみるのもいいかもしれませんね。
生命保険をもっと知ろう
生命保険の大切な情報は、企業だけから得るものではありません。
財団法人「生命保険文化センター」や、社団法人「生命保険協会」なども、貴重な情報を発信しています。
例えば生命保険文化センターでは、「生活保障に関する調査」や、「ほけんのキホン」という、様々なデータや、生命保険の基礎を解説したファイルが、公開されたり販売されたりしています。
また生命保険協会では、とてもたくさんの統計が確認できます。
ちょっとびっくりしちゃうような統計をお教えしちゃいますと、生命保険全47社を合計した「生命保険事業概況」というものが公開されています。
ここでは、それぞれの期間の間で、全社合わせてどれだけ生命保険の新規契約があったかとか、前の年度と比べて何パーセント伸びたかとか、はては生命保険料として預けたお金が、どんなところにどれだけ運用されているか、なんてことも分かっちゃいます。
例えば国債にはどれだけのお金が投資されていると思いますか?
平成22年11月末の時点で、130兆4,929億円になります。
さらに地方債が11兆4,116億円。
富士山より高そうな金額ですね。
生命保険というのは、こうした情報まで公開されているのです。
また少し視点を変えて、個別の企業の情報もちょっと確認してみましょう。
かつての大和生命を子会社とし、最近も経営が懸念されていたアメリカのAIGグループから、AIGエジソン生命とAIGスター生命を買収した、プルデンシャル・ファイナンシャルグループの一員、プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険。
同社の保有契約高や新規契約高、それに保険会社の支払余力とも言えるソルベンシー・マージン比率などを網羅した決算情報が、生命保険協会のサイトで確認できてしまうのです。
もちろん他の生命保険会社の情報も見れます。
自分が契約する保険会社が決まったなら、こうした情報を見てみるのも面白いかもしれませんね。
保険比較の終わりに
さて、長いお話になってしまいましたが、皆さまいかがでしたでしょうか。
文字通り長い付き合いになる生命保険。
良いアドバイザーを見つけ、良い商品を見つけ、良い会社と契約していきたいものですね。
自分も家族も護ってくれる保険ですから、じっくりと相談していきましょう。
参考サイトURL
◆ウィキペディア 「プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険」
※外国資本の保険会社の説明です。勢い上昇中?
◇保険会社が教えない保険料のからくり 更新型は得なのか?損なのか?
yotubeより