慢性疲労症候群のチェック。慢性疲労症候群の原因と判断基準に関する情報をまとめました。
最近、慢性的に疲労を感じませんか?
近頃では、ナイナイの岡村さんが慢性疲労症候群の可能性があると噂されていますし、TV番組のミヤネ屋でも、慢性疲労症候群をとりあげたようです。
ストレスと無縁ではいられない社会に生きる私たちには、知らず知らずのうちに重圧に耐えきれず、身体や精神に負担がかかっている恐れがあります。
しかも日本では人口の0.3%にあたる約38万人が、慢性疲労症候群(CFS)を罹患していると推定されているようです。
そこで自分自身が慢性疲労症候群ではないか、まずはチェックをしてみることにしましょう。
慢性疲労症候群かどうかのチェック
慢性疲労症候群をチェックするために、まずはいくつかの項目があります。
その前に知っておかなければならないことは、「慢性疲労」と「慢性疲労症候群」は違うということです。
単に「慢性疲労」なら、リボビタンDでも回復するかもしれません。
しかし慢性疲労症候群は仕事や学業に影響する疲労が長期間続き、しかも医師に診察を受けても原因がみつからない、という特徴があります。
詳しくは専門のサイトを読んでいただくとして、ここでは慢性疲労症候群のチェックしやすいよう、かみ砕いた形でわかりやすくしました。
- 通常の動作、・立つこと・歩くこと・トイレに行くこと・食事をすること・寝ることに対し、心と身体に極度の疲労感を感じる
- ボーッとして、物忘れが多かったり、頭が回らないことが頻繁に起こる
- 感情をコントロールできない
- 音や食べ物・においなどに過敏に反応してしまう
- 暑いのか寒いのかよくわからない、或いは周りの人と逆に感じてしまうことがある。
- 寝ても疲れがとれない
- 力がでない、目が見えずらくなった、耳鳴りがする
- 体重の変化が激しい
- おしっこに頻繁に行く
- 寝汗を異常にかいてしまう
- 頭、関節、のどの痛みがある
以上のチェック項目で7つ以上あれば、注意してください。
はやめに専門外来に診てもらうことをおすすめします。
なぜならこのチェックは同時に慢性疲労症候群の症状ともいえるからです。
慢性疲労症候群を病院で診断する場合、大クライテリア(大基準)と小クライテリア(小基準)から判断されます。
その中の小クライテリアとチェックが似ているからです。
小クライテリアでは更に身体所見クライテリアがあり、微熱やリンパ節の腫大などがあげられます。
ちなみに大クライテリアは半年以上再発を繰り返すことが基準の1つです。
では、なぜ慢性疲労症候群の症状が出てしまうのでしょうか?
次にその原因について探ってみることにしましょう。
慢性疲労症候群の原因とは
慢性疲労症候群の原因として考えられるのは、風邪の発熱やウイルスや細菌などによる感染症、そしてストレスやトラウマ、外傷やアレルギーなどが上げられています。
しかし実際には患者によって異なりはっきりした原因は見つかっていません。
最近わかってきていることは、ストレスが慢性疲労症候群の第一の原因だとされています。
トラウマや感染、負傷などで過度なストレスが身体と精神的に与えられていくと活性化される「視床下部―下垂体―副腎 (HPA)系の混乱」が引き金となって発症する病気と考えられているようです。
※これらの器官の働きはホルモンの作用と大きく関わっています。
慢性疲労症候群(CFS)はストレスが原因と考えられていますが、実際の症状は心の病気というよりも、身体が激しく疲る身体の病気だといえます。
それは免疫や遺伝子そしてホルモン、脳神経系の異常が重なっているのが、主な原因と考えられているからです。
わかりやすく日常生活に当てはめて慢性疲労症候群(CFS)の原因を考えるならば、無理をしすぎたり我慢をしすぎることにより疲れが出てくることがありますが、その状態を長くそのままにしておかないでください。
なぜならば、気がつかないうちに慢性疲労症候群(CFS)になっている可能性もあるからです。
もちろん、慢性的な疲れの原因としては、他にも貧血や肝機能低下も考えられます。
どちらにしても病院ではやめに外来外科などの専門医に診てもらえば、その分回復も早くなるでしょう。
慢性疲労症候群(CFS)の治療法
慢性疲労症候群(CFS)の治療法としては、いくつか種類があります。
その中でも実際に回復し元気になった実例として、体操と食事療法があるようです。
具体的な方法は専門医の相談していただくとして、このことからわかるように、日常生活で適度な運動と食事の改善は、当たり前かもしれませんが、慢性疲労症候群(CFS)に限らず効果的だといえます。
普段の心がけで、様々な症状の発症率は激減されるのです。
ちなみに慢性疲労症候群(CFS)は鬱病と似ていますが、うつ病自体を合併していることもあります。
慢性疲労症候群(CFS)とうつ病の共通点として、疲労物質が関わっていることをご存じでしょうか?
続きまして、この根本原因である疲労物質について簡単に説明してまいります。
疲労物質のffとhhv6の関係について
最後に疲労物質の主な原因として国際的な学会で発表されためしてガッテンでも紹介されたFFと疲れを感知するHHV6(ヒューマン(ヒト)ヘルペスウイルス)の関係性を説明して終わりたいと思います。
ご存じでしょうか?
唾液で疲れの度合いが簡単に測れてしまう、ということを。
※具体的には唾液に含まれているHHV6を測定します。
このことで、どのような状態になった時にストレスを感じ、どのくらいストレスが溜まっていて、どうすればストレスが減るのかを具体的に計測できるようになるのです。
このHHV6がFFを感知して脳が疲れを感じます。
※本当に疲れたかどうか?よりもむしろ疲れを感じてしまうかどうか?の方が、慢性疲労症候群(CFS)やうつ病にとって重要だということです。
つまりこのFFを下げることを考えていけば対策が立てられます。
今回の最後に対策をまとめました。
慢性疲労症候群(CFS)の対策
次のようなことが重なったり、長時間続かないよう、マメにチェックしておくだけで結果はグッと違ってくるはずです。
- 無理をした
- 我慢しすぎた
- 気分が落ちこんだ
- 不規則な生活が続いた
- 食生活でバランスをとっていない
- 不安がある
このような状況を感じたときは、はやめにゆっくり休養を取り気分転換をすることで回復もはやくなります。
最後に慢性疲労症候群(CFS)やうつ病の具体的な対策を説明して終わります。
※どれも日常生活の中で簡単にできる方法です。
- 美味しい物を食べる
- 頑張った後、自身にご褒美を与える
- しっかり寝る
- ぬるま湯のお風呂にゆっくりと浸かる
- 太極拳を毎日やる
- 鳥の胸肉、マグロ、カツオをしっかり食べる
6番目の食べ物については、イミダゾールジペプチドが疲労物質の主な原因のFFを下げる働きがあります。
直接摂取したい時はこちらから口コミをご確認ください。
※個人的には、疲れをためないためにも、リボビタンより全然いいと思います。
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–参考サイトURL–
■慢性疲労症候群とは~wikiより
■慢性疲労症候群、症状とその原因について
■CFSと私の症状
■世紀の大発見!頑固な疲れの原因“物質F”~ためしてガッテン
■慢性疲労症候群克服への道
要チェック