エコキュートの床暖房の比較と補助金とは

エコキュートの床暖房の比較と補助金について 環境改善
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エコキュートの床暖房の比較と補助金についてエコキュートとは?床暖房の比較や工事費について、補助金を調べてみました。

今回は太陽光発電に引き続き、エコキュート関連の情報をまとめてお伝えしていきます。

エコキュートとは

エコキュートとは何でしょうか?

エコキュートとは、ヒートポンプの技術を用いて湯を沸かす電気給油機のことです。
その中でも、冷媒をフロンではなく二酸化炭素を使用している電気給油機の総称となります。
正式には自然冷媒ヒートポンプ給湯機といい、関西電力の登録商標となっています。

ではヒートポンプとはどんな技術のことでしょうか?

わかりやすく解説すると、熱伝導の仕組みを利用した技術のことで、殆どの冷暖房器具や冷蔵庫に使われている技術です。
※このうちエコキュートは主に高温を得るために使用されています。

直接熱を発生するよりも再生可能エネルギーとなるので、CO2の排出を抑えられるのがエコと呼ばれるゆえんです。
しかもフロンガスを使用しない事で、オゾン層破壊の一因を防ぐ意味もあります。

ところで、エコキュートを利用するにあたり深夜電力は必須です。
というよりも、深夜電力を使わなければでデメリットになってしまうほどです。

最近では住宅だけではなく、

  • ホテル
  • スーパー
  • 銭湯
  • 美容室
  • 理容室
  • 病院

でも使用されれるようになりました。

では、エコキュートのデメリットは何があるのでしょうか?

  • スペース
  • 瞬間的に沸かせない
  • 寿命が短く(13年ほど)修理費が高い
  • 低周波の騒音問題
  • があげられます。
    この内、騒音対策にはメーカーも力を入れているようです。

    ただ、どうしても深夜に稼働するという性質上難しい問題でもあります。

    エコキュートの騒音から起こる苦情の問題では環境相も動き始めたようで、
    NHKニュース(9月12日)でも取り上げられました。
    湯沸かし器の音に苦情 対策へ

    続きましてエコキュート機器の商品の比較について解説していきます。

    エコキュート機器の比較

    エコキュートの価格を比較してみることにします。

    まず、エコキュートを手に入れる方法を大きく分けると

    • 訪問販売
    • 量販店
    • 通信販売

    の3つの方法があります。

    価格がもっとも安いのはこの中でも通信販売となります。
    価格差は結構あるようで、通信販売だと電気温水器と同程度の価格で手にはいるようです。

    エコキュートの価格については、気をつけなければならないのが、製品の価格だけでなく、工事費も調べておかなければなりません。
    ※もちろん工事費は無料にこしたことはありませんよね。

    そこで工事費込みの価格の相場はいくらくらいの見積もりになるのでしょうか?

    大体の価格ですが、IH+エコキュートのオール電化については、60万~100万円程度で付けられるようです。
    新築とリフォームでは多少違うかもしれませんが、目安にしてみてください。

    できれば訪問販売は高いのでさけたいところです。
    ネットで多数の業者から見積もりをとって実際に比較してみることをおすすめします。

    エコキュート機器を販売しているところは生活堂が有名です。
    その中のメーカについても、

    • 三菱
    • コロナ
    • ダイキン
    • パナソニック

    が代表的なメーカーとなります。

    他にも

    • 東芝
    • 日立
    • ハウステック
    • 三洋電機
    • サンデン
    • 朝日ソーラー

    などがあります。

    それでは、次に少しでも価格を安く抑えるためにも、エコキュートの補助金の情報をまとめてみますね。

    エコキュート補助金とは

    エコキュート補助金については、毎年4月から1月頃にかけて実地されていますが、先着順になっているようです。

    しかし残念ながら平成22年10月末日で廃止が決まったようで、既に募集は終了している模様です。

    ただ、各市町村によっては、平成23年度も実地しているところがあるようなので、調べてみることをお勧めします。

    例えば静岡県であれば、エコキュート設置費用の1/2が補助され、上限5万円まで申請期間第3期を最後として、平成23年度の2月28日まで行われているようです。

    他にも参考までに。エコキュートの捕縄が行われている可能性がある自治体をピックアップしてみますね。

    • 大阪
    • 埼玉
    • 千葉
    • 東京
    • 岐阜
    • 長野
    • 栃木
    • 三重
    • 埼玉
    • 静岡
    • 神奈川
    • 福岡
    • 宇都宮市
    • 愛知県

    ※この他の地域でも実地している可能性がありますので、詳しくは各自治体へお問い合わせください。
    第4期まで行われているとところもあります。
    どちらにしても、予算内の募集となりますので、申請が多数の場合は抽選結果次第となりますので、申込書の取り寄せはお早めにどうぞ。

    それでは今回の最後にエコキュート関連の情報をまとめてお伝えします。

    エコキュート関連の情報

    エコキュート関連の情報についていくつかお伝えします。

    電力会社が電気温水器のエコキュートを出してきたのに対し、ガス会社はどうなのでしょうか?
    ガスには、エコジョーズがあります。

    エコジョーズとは1度暖まった水の潜熱(変化するときに起こる熱)を利用して、従来の15%高い熱効率を実現したガス吸気のことです。
    ※コンデンシングボイラーともよばれています。
    ちなみにメーカーにはコロナやユノカ、パナソニックなどがあります。

    これに対しエコフィールという機器もあり、こちらはガスではなく石油を燃料としている機器のことです。

    この機器は排水は移管の工事が必要とされていましたが、最近では浴槽の排水後に流す機能を持たせる機器も開発されています。

    こちらもエコキュートと同じように補助金があります。
    毎年、都市ガスセンターや地方自治体で導入補助の下りる時期があるようですので、調べてみることをお勧めします。

    エコキュートは床暖房などのオール電化を推し進めている動きがありますが、暖まるのに時間がかかるというデメリットもあります。
    これに対し、ガス会社では、常時即座に大量の熱湯を供給可能なエコウィルというコジェネレーションシステムで対抗しようという動きがあります。
    ※エコウィルとは内燃機関、外燃機関等の排熱を利用して総合エネルギーを高める仕組みの一種です。

    エコウィルの補助金については、実はエコキュート(42000円)、エコジョーズ(22000円)に対し、エコウィルは124000円と多くの補助金が出ます。
    しかも住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業の対象ともなっています。

    最後に家庭用燃料電池コージェネレーションシステムのエネファームについて解説します。
    エネファームとは、ガスや灯油から水素を取り出し酸素と反応させて発電させるシステムです。

    こちらは熱効率が高く、その分初期費用が補助金を引いても140万ほどかかるので、大量にお湯を使う場所での活用が望ましいといえます。
    ただ、このコストの面では、8年後には100万円以下に下がる計画が出来ており、大いに将来性が期待できる機器です。

    以上

    今回は、光熱費を抑えるための機器をいくつか補助金と合わせてご紹介してきました。

    • エコキュート
    • エネファーム
    • エコウィル
    • エコジョーズ
    • エコフィール

    お風呂から床暖房まで、年間を通して発生する光熱費。
    今回の情報を参考に補助金も使って、おもいきって取り入れてみてはいかがでしょうか?

    そのためには、まずは様々な会社からの資料請求から始めてみるとよいでしょう。

    今回も最後までお読みいただ、きありがとうございました。

    –参考サイトURL–
    エコキュートとは

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