ノロウイルスによる大規模な集団感染が静岡県浜松市の小学校を中心に発生しています。
そこで今回は、発熱や嘔吐、下痢が続く方で「私、ノロウイルスに感染しているのでは?」と不安に思われる方の為に「ノロウイルスの検査方法」についてをメインテーマにお伝えしたいと思うところです。
さらにノロウイルス浜松市集団感染について、ノロウイルスの潜伏期間についてもご紹介いたします。
ノロウイルスの検査方法について
ノロウイルスの検査方法として、 最近では「検査キット」による診断が一般医療施設でも行われます。
診断時間は、15分以内に結果が出るということで短めですが、保険適用が無いことによりノロウイルスの検査料金が3万円程度の金額になるようです。
また、検便による診断ということで今ひとつ活用されていないのが現状です。
さらに、ノロウイルスと診断されても、抗ウイルス剤があるわけでもなく対処療法になってしまうところも検査キットが普及しない要因と言えるでしょう。
ノロウイルス浜松市集団感染について
ノロウイルスが原因により小学校の生徒905人と教職員41人が集団感染したと1月16日、小学校等の関係施設を立ち入り検査した保健所が明らかにしています。
これにより浜松市教育委員会は、1月17日までに学校閉鎖を12校、学級閉鎖を2校にする方針を決めました。
ツイッター等の情報では学校閉鎖の小学校は、96人もの欠席者を出した「中ノ町小学校」をはじめ「双葉小学校、与進小、有玉小学校、和田東小、大瀬小、中郡小、積志小、豊西小、上島小、鴨江小、東小、双葉小が挙げられるとのことです。
ノロウイルスの潜伏期間はどのくらいなのでしょう?
ノロウイルスの潜伏期間は、平均して1~2日です。
ノロウイルスの潜伏期間の症状は、37~38度程の発熱、腹痛、吐き気、嘔吐、下痢があります。
また大人の場合、子供の汚物や嘔吐物を処理する際、素手で接触してしまい感染したり、空気中に気化したノロウイルスを吸い込むことによりうつるケースがあるようです。