待機児童のランキングに関しての解説です。
その他にも待機児童の基礎知識について、待機児童のランキングで上位の地域についてもお伝えします。
待機児童の基礎知識について
待機児童のランキングをご紹介する前に、待機児童の基礎知識をご説明したいと思うところです。
最初に待機児童の定義は、共働きなどの理由で未就学児の認可保育園への入所を申請しているが、保育所が満員である等の理由で保育所に入所できない児童としています。
待機児童数を年毎の推移グラフで見てみると年々減少傾向だったのが2007年を境に一転して右肩上がりに増えてきています。
厚生労働省は、全国の待機児童数は85万世帯に昇るとの調べを出していますが、これは認可保育園に申請中の待機児童数であるため、最初から諦めて認可保育園に申請せずに認可外保育園などを利用している潜在的待機児童を含めると198万世帯にもなるとの見解を示している団体もあるそうです。
待機児童のランキングに関して
それでは本題の待機児童のランキングに関しての解説に移りましょう。
まず、誰もが気になる都道府県別待機児童のランキングで2012年度のワースト1位は7257人で東京都です。
そして、2位は、待機児童数2305人で沖縄県、3位は待機児童数2050人で大阪府となります。
次いで4位は待機児童数2039人で神奈川県です。
1位の東京都は人口に比例した待機児童数でダントツのトップになります。
そして、2位の沖縄県は、子どもの人口に対する保育所の数が圧倒的に少ない地域です。また、3位の大阪府の待機児童数2050人中、664人が大阪市に集中しています。
さらに、4位の神奈川県の横浜市は、2010年に1552人いた待機児童を待機児童ゼロを目指し2年間で179人まで減少させたことで話題です。
次に自治体別の待機児童のランキングによると、1位は、待機児童数1032人で名古屋市です。
そして、2位に待機児童数929人で札幌市が出てきています。
次いで、3位は待機児童数893人福岡市です。
2位の札幌市は、市主導で保育ルームを設置するなどして待機児童解消対策を行っています。
逆に待機児童が少ない都道府県は、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、鳥取県、香川県、佐賀県、宮崎県です。
こちらにご紹介した県は、子どもの人口が少ない理由もありますが、待機児童の問題点に真摯に取り組み、いずれも待機児童数はゼロになっています。
待機児童のランキングで上位の地域について
待機児童のランキングで上位の地域をご紹介いたします。
- 札幌市
- 中央区
- 荒川区
- 中野区
- 北区
- 足立区
- 品川区
- 豊島区
- 葛飾区
- 渋谷区
- 目黒区
- 台東区
- 板橋区
- 船橋市
- 調布市
- 横浜市
- 八千代市
- 相模原市
- 富士見市
- 静岡市
- 習志野市
- 川崎市
- 千葉市
- 豊田市
- 京都市
- 高槻市
- 尼崎市
- 奈良市
- 広島市
- 福岡市
- 大和市
- 小平市
- 越谷市
- 堺市
- 松戸市
- 三鷹市
- 川西市
- 刈谷市
- 大阪市
- 平塚市
- 枚方市
- 西宮市
- 磐田市
- 流山市
- 武蔵野市
- 札幌
- 岡山市
- 川越市
東京都は23区のほとんどが待機児童問題を抱えています。
また、東京都の年齢別の待機児童数を見ますと9割が0歳~2歳児になるそうです。
横浜市をはじめとする神奈川県は、圧倒的に多い横浜市、川崎市、相模原市がランクインされています。
その他、ここ数年で待機児童数が増えてきた市町村として鎌倉市、藤沢市、茅ヶ崎市、逗子市、秦野市、厚木市、大和市、寒川町、大磯町、清川村が挙げられます。
福岡県は、九州でも最も待機児童が多い県であり、中でも福岡市が全国の自治体別の待機児童ランキング3位にランクインする程の待機児童が多い地域です。
福岡県は、その他、春日市、久留米市、北九州市の工業都市なども待機児童問題が深刻な地域になります。
京都市は、保育園が公私立合わせて255ヵ所あるにも関わらず待機児童数は年々、右肩上がりに増加傾向です。
その対策として京都市では、マンション内に認可保育園を開設するなど大都市ならではの待機児童対策を立てています。
待機児童に関する参考サイト
・脱・待機児童!認可保育園”グレーソーン”入園案内
・保育園、保育所における待機児童の現状
https://taikijidou.net/number/