腸内フローラビオフェルミンとは何でしょうか?
ここでは腸内フローラによいとされているビオフェルミンについてまとめました。
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腸内フローラビオフェルミンとは?
腸内フローラにいいとされるビオフェルミンとは、簡単にいえば整腸剤のことであり、善玉菌と悪玉菌のバランスを保つことで下痢や便秘に効果的だといわれています。
ビオフェルミンの効果は?
ビオフェルミンは善玉菌を増やす働きを期待できるので、何かの原因(食べ過ぎなど)により、腸内フローラといわれる腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)の善玉菌が減り悪玉菌が増えてしまうことで、便秘や下痢になった場合に調整してくれる役割を期待できます。
ということで、直接便秘や下痢止めに効くというよりも、腸の調子を整えてくれる働きがありますので、肌あれにもいいということができるでしょう。
おならの臭いが気になったときには、ビオフェルミンを試してみるのもいいかもしれません。
ビオフェルミンの種類~ビオフェルミンSと錠剤の違い
ビオフェルミンと一言でいっても、ビオフェルミンSから錠剤までいくつか種類があります。
この違いを簡単に解説してまいりましょう。
ビオフェルミンSとは
ビオフェルミンといえば、「ビオフェルミンs」が有名だと思います。
ビオフェルミンSとは 、ビオフェルミン製薬株式会社が作っている市販されているお薬です。
ビオフェルミン製薬とは、兵庫県神戸市長田区三番町五丁目に本社を置く、乳酸菌製剤を主力製品とする製薬会社です。
ビオフェルミン製薬では 『乳酸菌入り・おなかのためのくすり』をコピーに、胃や腸の薬を作っている製薬会社のことをいいます。
販売は武田薬品工業がおこなっているようです。
ビオフェルミンSの値段は錠剤の数(45錠~540錠)によって400円~2500円まで幅広くあります。
もちろん、Amazonでも取り扱っています。
ビオフェルミン錠剤とは
ビオフェルミン錠剤とは、一言でいうとお医者さんが取り扱える病院で処方されているお薬です。
この理由で、市販はされておりません。
内容の成分自体はビフィズス菌で腸内フローラ(腸内環境)を整えるという同じものを使用しておりますが、その量が違います。
※細かくいうと、ビオフェルミン錠剤にはいくつか種類があり含まれる成分も多少違います
量でいうなら、ジェネリック薬品のビオフェルミンBF13とは、市販のビオフェルミンに比べても、
ビフィズス菌の成分がおよそ6倍も含まれている薬です。
その分効果が速く(7~12時間程度)、単なる整腸剤としてだけではなく、強い薬(抗生剤)などと一緒に処方される場合も多いようです。
特にビオフェルミンRはビオフェルミンBF13と同じく、抗生物質に抵抗する力を持っている耐性乳酸菌であるため一緒に処方される機会も多いといえるでしょう。
ビオフェルミン錠剤自体に副作用はありませんが、ビフィズス菌の含有量が多いため、飲み過ぎると善玉菌の量が増えすぎてしまいます。
これまでも何度か申し上げてきましたが、腸内フローラを正常な状態で保つには、善玉菌だけではなく悪玉菌との比率バランスが大事であり、単純に善玉菌だけを増やせば良いわけではないのです。
副作用自体はないので、極稀にあるアレルギーを含め、お医者が示された用法や用量を守ることで安心して飲めると思います。
腸内フローラのビオフェルミンまとめ
腸内フローラを整えるビオフェルミンをまとめますと、あまり期待しすぎも良くないと思いますが、腸の調子が悪いときなどには整腸剤として役に立つことが期待できるでしょう。
状況(症状の重さなど)により、市販のビオフェルミンSにするか、あるいはお医者さんからビオフェルミン錠剤を処方してもらうかを選んでいくといいと思います。
その人のその時々の状態に合わせていくのが、サプリメントや薬、食べ物飲み物含め、かしこい健康を保つ秘訣の1つだといえるでしょう。
つまり、しっかりと賢い選択してくことが重要だということです。
時には詳しい専門家の知恵を借りることも、良い選択だといえるわけです。
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